- 2024.02.01 Thursday
火の玉
(懐かしい友とタイ料理を囲みながら語らいました。器の模様はパイナップルを模しています)
「火の玉」が話題になっているようです。音の似た言葉に「火だるま」があります。意味は違います。
父は火の玉を見たと生前語っていました。河口で目撃したそうです。心霊といったものにまったくの無関心であった父は恐怖というものがなかったように思います。
古びた神社の雰囲気が好きでなく、怖いと私が言うと薄暗い社殿を勝手に開けて私の腕を引っ張って奥まで連れていかれました。
「ほら、何もないだろう」
何かあるかどうかが恐怖の元ではないのに、父はそれが理解できていないようでした。
父は実父(私の祖父)が亡くなったあと、どうしても会いたくなったことがあったそうです。祖父の幽霊が現れることを期待して夜中に墓に行ったと聞きました。結局のところ会えなかったそうです。
気持ちはわかりますが、私は絶対にしません。怖がりだからです。
水曜スペシャルを見た後は金属製の円盤が夢に現れました。小さな点が見えたかと思うと、みるみるうちに頭上に迫ってくる恐怖はいまもトラウマになっています。
個人的には矢追純一さんに精神的な損害賠償を請求したいくらいです。
火の玉と言えば、一時同居していた先輩がふつうに雑談している最中、「屁って燃えるの、知ってる」と突然言い出しました。仰向けにゴロンとなり、お尻を上げてライターを近づけて放屁しました。
生涯で唯一私が見た「火の玉」でした。不思議と無臭でした。
- 不思議
- 12:47
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- by だいこんくん