- 2024.02.02 Friday
やんぬるかな
(最近、湖池屋をよく買うようになりました)
読書の速度が遅くなりました。しょうがないな、と受容しています。
遅読となったうえに読んだことが頭に残りません。
母が生前よく言っていました。本は若いうちにうんと読んでおきな、と。
小説は特に読まなくなりました。学生時代に読んだ『竜馬がゆく』。歴史事実とは異なるとの批判はありますが、大好きな作品です。
でも、いま読もうという気持ちは起きません。主人公がみんな私より年下だからです。どこかに鼻で「ふん」としてしまう自分が見えてしまうから読みません。慢心です。
とは言え、やっぱり読み続けないと、ただでさえ不足し、かつ錆びつつある脳細胞の情報が使い物にならなくなってしまいます。
昨今は誰かが推薦した本を読むようにしています。悲しいことにその本を手にしたころには推薦者が誰なのかを失念しています。やんぬるかな。
高坂正堯著『歴史としての二十世紀』を読み始めました。講演録を基に著書にしたものなので読みやすい。
誰がおすすめしてくれたのか、思い出そうとして思い出せない。記憶が直腸止まりです。すっきりしません。
日々の生活が目の前のことの対処に追われています。いけないですね。この本は大所高所から見る眼を養えそうです。
- 読書
- 12:37
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- by だいこんくん