- 2017.05.05 Friday
脱力系徒然日記その2
(田植え前の田んぼが好きです)
いつもより少し早く起きて庭に出てみました。山の端が水面に映っています。鏡面のような田植え前の田んぼを私はこよなく愛します。
車のエンジンをかけ、ガソリンスタンドに向かいます。セルフ式で市内で知っている限りでは最安の店です。
(セルフ式で給油しているときの“忘我感”はコイン精米機で味わうそれと似ている)
満タンにしたら自分のお腹も満たしたくなりました。
スタンド併設のカフェで軽食を注文。客は私以外誰もいません。静謐の店内で未明に見た夢を反芻(はんすう)します。
(常磐道東海PAの藤の花)
子どものころから幾度となく見てきたUFOが飛来する夢です。今回は円盤型ではなく、巨大なステルス機のような飛行物体でした。
毎回、非常にリアルです。目が覚めたとき夢だったのか現実なのか、判別できず混濁することがあります。
(俳聖 松尾芭蕉「奥の細道」矢立初めの地 千住)
「平家物語」足摺の一節「夢かと思ひなさんとすればうつつなり。 うつつかと思へばまた夢のごとし」を彷彿(ほうふつ)とさせるミステリー体験です。
気を取り直して一路、常磐道を南下し南千住へ向かいました。南千住では以前苦い思い出があります。詳しくは「困難の逆襲」をご覧ください。
(芭蕉は伊達藩の内情を探る幕府のスパイだったという説があります)
渋滞に巻き込まれることもなく南千住に到着。下町風情の残るこの町が好きです。所用を済ませ、浪花家のたい焼きをお土産に購入。
帰路の途につくも、松戸に新聞記者を務めていた知人のあることを思い出し、車中より架電。幸い在宅とのこと。
近くのデニーズでマンゴーパフェを食べながら旧交を温めました。書籍を3冊頂戴しました。
(南千住は昭和な匂いがいっぱい)
帰宅後、録画しておいたNHK Eテレ「香川照之の昆虫すごいぜ!」を見ました。
「昆虫は親に育てられない。生まれたときからひとりで生きていかねばならない」などとの香川さんの熱い叫びに心が共振。
宇宙人に背後から締め付けられて夢の中で恐怖に怯えていた自分が恥ずかしくなりました。昆虫に負けないように生きていこうと決意を新たにした一日でした。
- 旅
- 22:20
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- by だいこんくん