(アリオスにて)

職場のシュレッダーは簡易なもので数枚ずつしか受け入れてくれない。異動前の職場のものは豪快でした。所変われば備品も変わる。

裁断かすでいっぱいになり、袋を入れ替えようとしました。かすの入った袋を持ち上げました。

なぜか袋のあちこちにガムテープが貼られています。

「なんだこりゃ。満身創痍の袋だな。もしかして、これを繰り返し使っているの」

「そうなんです、課長。満身創痍ではなくて、最強の袋なんです。補強するたびに強くなっていきます。中身をこちらに移し替えてください」

「いいこと言うね。最強の袋」

シュレッダーのかす袋はボックスに合わせた特殊な大きさのため市販のゴミ袋と比べ価格が高い。

消耗品費を節約するため、「最強の袋」にして繰り返し使ってきたようです。

スタッフのその節約の心と「最強の袋」と捉える心意気に感銘を受けました。

苦手な月曜日に心が明るくなりました。


(平中央公園にて)

公園でのイベントとレストランでの懇親会に参加。顧客志向で考えてみました。あくまでも顧客の立場から勝手に思うことを述べます。

前号の「顧客志向(上)」では公園でのイベントについて触れました。今号ではレストランでの懇親会について述べてみたいと思います。

直営農場のトマトをふんだんに使った料理が美味しい。

レストランの周囲は人家もなく、阿武隈山系が背後地に控える田園地帯の端にあります。中心市街地から約12キロほど北にあり、一帯は辺鄙な場所と言ってよいでしょう。

森の中にぽっかり空いた草原にいるかのような寛ぎの空間。おしゃれなお店で、私のお気に入りです。

今回、職場の暑気払いとして利用しました。金曜日の午後6時10分、開宴。

レストランの室内席は全部で136席。私たち25名の一行は、軽くパーテーションで区切られたエリアに迎え入れられました。当然、貸切にはなりません。いわば半隔離。

一般客はバイキング方式です。

トマトを使ったさまざまな料理が色とりどりに並べられています。デザートコーナーも豊富です。チョコレートファウンテンが起動しています。

一方、私たちの宴会料理は運ばれてくるものだけとのこと。取りに行ってはいけないと釘を刺されました。

貸切ではないと事前に幹事から聞いていたので、パフォーマンス用のだいこんの着ぐるみは持参しませんでした。

しかし、一般客は誰一人来ませんでした。チョコレートの泉が午後8時過ぎに止まり、用意された料理が撤去されていくのを見て、物悲しい思いに駆られました。

嗚呼、憧れのチョコレートファウンテン、食べたかった。誰も食べずに泉が枯渇するなんて、なんたる機会損失。

山あいに入る手前の、町はずれのおしゃれなレストラン。室内136席、テラス20席。昼間のランチバイキングは賑わっているようです。

夜をどうするか、です。大人2300円(税別)。顧客志向で目下、思考中。

近くの県道は朝夕、原発関連に従事する車両で大渋滞が起きています。

レストランのターゲットにはなり得ないのでしょうか。


(写真は本文と関係があります)

公園でのイベントとレストランでの懇親会に参加。顧客志向で考えてみました。あくまでも顧客の立場から勝手に思うことを述べます。

まず、公園を使ってのイベントでのことです。

なだらかな起伏のある地形が芝で覆われています。大きなケヤキが枝葉を茂らせています。憩いの場として愛されている、私の好きな公園です。

園内には曲がりくねった歩道が数本あり、普段は車は乗り入れられません。その歩道に屋台や出店が並びます。

屋台の多くは移動販売用に改造した車両です。特段そのことに異を唱えるものではありません。カラフルにデコレートされた車両は祭り気分を盛り上げてくれます。

ところが、それら移動販売用の車両以外の一般車両によって歩道がほぼ埋め尽くされているのです。おそらく関係者の車両なのでしょう。

公園周辺の公共駐車場は来場者用として確保しておきたい。第一にそのような理由があるのだろうと思います。

また、会場内に駐車できれば商品等の搬入搬出が容易で何かと便利という判断もあるのかもしれない。

でも、そうであったとしても、歩道には屋台以外の車は駐車しない方がよい。

第一に当たり前のことですが、人間が歩道を歩けない。せっかく周遊できるようになっている園内の歩道が車でいっぱいになっている。

ベビーカーは安心して押せないでしょう。車いすの方の来場は難しいかもしれません。遊びまわる幼児の死角ができそうです。

とにかく、歩道が駐車場になっていることの違和感を持ちました。

第二に景観上、車という人工物が醸し出す異物感。緑豊かな公園の中で車が団子になって並んでいる様は美しくありません。

ふだん車がない園内だけに余計に強く感じます。

公園の隣には時間貸の駐車場があります。見るとがらがらでした。12時間で700円。

出店者にとっては出費でしょう。搬入搬出も楽ではありません。

でも、もし、公園内の歩道に屋台以外の車がなかったら、どんなにかすっきりして憩える場となるだろうか。

歩くことの好きな筆者の目から見て、そんなふうに思いました。せっかくいいイベントなのに...。

につづく)

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