- 2017.09.01 Friday
3つの石
(猫じゃらし)
少し古い石と比較的新しい石。発掘された地層はほとんど同じです。もちろん石自体に個性もあるので新旧以外にも特色はあります。
もう一つの石は他の二つとはタイプが違います。
二つの意味で新しい。一つは古くないという意味で、さらに旧式ではないという意味でも新しい。
三つの石、いずれも御利益があるという。それぞれ他の二つといかに違うかを訴えています。
どんな利益を出せるか。その「どんな」を競っています。
「どんな」とは、AかBかCかの選択の違いなので可変です。変わり得ます。
ですから、どの石でもある意味で同じと言えます。
じつは「どんな」をもって判断することはある程度は参考にはなり得ても、可変であるゆえ、決定打にはなりません。
重要なのは、「どのように」というプロセスであり、マネジメントであろうと思います。御利益を出すためにどう人を動かすのか。そのダイナミズムがあるのかどうか。
そこが問われているのです。
かつて、生命保険の営業職にあったとき訪問先の遺跡発掘業を営む社長さんが語っていました。
「ここはね、遺跡はいっぱい出るんだよ。あちこちにあるんだ。だけど、みんな小粒なんだよね。ここを大きく統一するような大きな人はいなかったんだろうね」
「何を」ではなく、石自体が持つ力を見極める必要があると思っています。大きいのかどうかということです。
案外に大きさにはさほどの違いはないのかもしれません。
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- by だいこんくん