(カフェは心のオアシス)

日暮れのカフェ。ほかに客はいません。店員さんが一人。

「あっ、いつもブログ、読んでいます」

「ありがとうございます」

「お店にベーグルは置いてありますか」

「以前はお出ししていたんですけど、いまは...。お客様へ新しいものと思っていた矢先でした。ベーグルもいいかもしれませんね」

「お店のことで前から気になっていたことがありました。それはロビーとの空間のつながりです。開放的過ぎるかなと」

「そうおっしゃるお客様もいます」

「カフェに求めるのは、第一に落ち着きであり、擬似の自分の空間です。その意味で背中がちょっと落ち着かないというか、仕切りか目隠しがほしいなと思います」

「わかります。カウンターと客席が対峙しているのもお客さんにとっては落ち着かないかもしれないですね」

いつしか私たちはカフェ談義に花が咲いてしまいました。私は提案しました。

「座ったときに顔が見えない程度の仕切りを設けるか、あるいは観葉植物を配置するのはどうでしょう」

話をしながら私は思いました。ここで「星々のつぶやき」読み聞かせができないか、と。このカフェで朗読会ができたらいいなぁと思い始めました。

「読み聞かせブログ」の誕生です。

きょうの午前中、仕事で中級音訳奉仕者養成講座閉講式で私はこのようにあいさついたしました。

「声の持つ力は想像以上に大きいのです。肉声が放つ豊かな創造性をみなさんは確信していただきたい」と。

というわけで、「読み聞かせブログ」という新たなジャンルを切り拓く決意が漲ってきました。

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