(父子合作によるなんちゃってケーキ)

「人は言葉によって自分自身を知り、他者を知り、生きる勇気と誇りを手にすることが出来る。言葉は、人を自由にするのです」(岩波書店『広辞苑』第7版ウェブサイト)

10年ぶりに『広辞苑』が改訂されて第7版が発刊されるという。

若き日、『広辞苑』を枕にして読書をする癖をつけました。意味不明の言葉に遭うと、いとわず『広辞苑』をひもとく。理解した言葉を数回新聞紙に書く。そんな習慣です。

もともと扁平な後頭部が扁平の度合いに拍車がかかりました。

いま「星々のつぶやき」を綴る上でも『広辞苑』の「自序」の言葉は私の羅針盤です。

「とにかく 、簡明にして平易、広汎にして周到」

何十万という言葉の大海原。その大海の中で己の知り得る数は限りがあります。

「竹馬の友」

ずっと「たけうまのとも」だと思っていました。「ちくばのとも」だとわかったのは最近のこと。

しかも、中国由来の「ちくば」と日本の「たけうま」とは似て非なる遊びであることも。「ちくば」は竹を跨いで馬のようにして遊ぶものらしい。


(愛用の第4版『広辞苑』)

『広辞苑』と言えば、タイ滞在中に相原コージ著『コージ苑』にもお世話になりました。珠玉の四コマ漫画です。

異国で読む、あまりにも日本的なシュールで時にシニカルな諧謔(かいぎゃく)に腹を抱えて笑ったものでした。

というわけで、『広辞苑』第7版を購入すべきかどうか、迷っています。文章書きにとっては歳時記のようなもの。

第7版のあとは第8版が出る。第8版のあとは...。スマホもiPhone6で我慢しているし。

Amazonで普通版9180円。ん〜。

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