(人間ナナフシ)

27年前にタイ南部のハジャイで出会ったタイの友人が仙台に来ているとの連絡がありました。数日後に帰国するという。

これは行くしかない、と決断。

ソンクラ大学歯学部准教授の彼は東北大学歯学部との交流で9名の同僚教官とともに来日。

仕事を1時間早退し、一路、常磐道を北上しました。

東北大学歯学部主催の懇親会会場に厚かましくも乱入。学部長ほか同大の先生方に感謝感謝です。

国分町の「かまど料理銀兵衛」での会話。

「27年ぶりだね。会えて本当にうれしいよ」と私。

「遠いところ車でよく来てくれたね」

「タイから来たことに比べれば遠くないよ」

「お父さん、元気にしてる?」

「うん、85歳になったけど、元気だよ」

「うれしいね」

オーストラリアの大学院で学び、タイに帰国後、地元の国立大学で歯学の博士号を取得したという。

現在、タイ政府は急速に進む少子高齢化への対策として日本に学べと、どんどん人材を派遣しています。相当に危機感を持っているようです。

旧友と別れたあと、私とのツーショットを彼がSNSに投稿。

すると、27年前同じ寮にいた彼と私の共通の友人(タイ・パタヤ在住の歯科医)が反応。

驚いたことに、当時撮った、私の写っている写真を次々とアップ。さらに、私が贈った魚の本をいまも大切に保管しているのだという。

「魚の本。贈ったっけ」と私が思い出せないでいると「これだよ」と写真をアップ。

釣り好きだという彼のために贈ったことをようやく思い出しました。


(「釣りの魚」)

それにしても、27年前の写真や贈られた本を瞬時にSNSに投稿できるその「保管力」に私は度肝を抜かれました。

さらに、SNSの彼のプロフィール写真を拡大してびっくり。

てっきり樹木の写真と思いきや木の枝に擬態した昆虫の「ナナフシ」のように枝に彼の身体が巻き付いているのです。しかも、頭部が幹側に、足が空の方向に仰角に向いています。

この27年の間にいったい彼になにがあったのでしょうか。

牛たん炭焼「利久西口本店」で一人で焼酎を飲みながら、不思議な余韻に浸るのでした。

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