- 2017.04.04 Tuesday
末端まで届いたのだ
(私のオアシス「讃香」)
先日エントリーした「サシオフ」の続編です。ネット業界を熟知しているYさん。じつは自身の投稿で苦い思い出があるという。
ある日、自信をもって制作した動画作品を投稿。多くの賞賛のコメントが寄せられる中、数はわずかではあるものの誹謗中傷のコメントが書き込まれたそうです。
そのときの心境についてYさんはいう。
「『死ね』や『二度とアップするな』といった心無い言葉にひどく傷つきました」
ところが、とYさんはその話のつづきを語ってくれました。ある人の言葉により心の回復を果したのだと。
(飲み会後のぜんざい。身体に毒だとはわかっていても...。「讃香」にて)
「そういった心無い非難のコメントが寄せられたということは、作品が末端まで届いた証である。そうとらえることが大事です」
末端まで届いた。要するに、すべての層に行き渡ったということを意味するのでしょう。
心温まる励ましの言葉で救われたYさん。
それ以来、誹謗中傷のコメントがあってもYさんは気にしなくなったそうです。
次元は異なりますが、Yさんを励ました言葉は、偽造品の話を想起させます。
「偽造品が世に出回るようになって初めて本物となる」
換言すれば、一流の製品というものは、偽造される宿命にあるともいえましょう。
逆にいえば、偽造品が出回らないうちは一流になっていないといえるかもしれません。
というわけで、「星々のつぶやき」もまだまだだなと思っています。
願わくば、地より湧き出でよ、無数のフェイクだいこんくん!
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