(羽田空港見学デッキにて。みな何を想う人ぞ。私はベーグルを買いに来ただけ)

淡い交わりの魅力について「淡交」でも取り上げています。淡い交わりになぜ多幸感を感じるのか。

おそらくは、ただ単に交わるだけの関係だからなのでしょう。

指示されたりする指揮命令系統にないからなのか。あるいは、サービス提供者と顧客といった利害関係にないからなのか。

ともかく、いわゆる「裃(かみしも)」を脱いだ付き合いなのが淡い交わりの良さです。

年に一度の県下都市職員交歓卓球大会。その様子は「寒苦鳥(かんくちょう)」でも述べています。

確かに同業者の集まりではあります。しかし、そこに仕事の話は一切出ません。夜の宴席で隣席の方がしんみりと話しかけてきました。

「仕事が辛くて辛くて、年に一度のこの集まりを目標に頑張ってきました」

「そうだったんですか。上司との関係ですか」

「そうです」

試合では颯爽と振る舞う方です。その姿からは想像できない言葉が発せられ、私はただただ耳を傾けるだけでした。


(ただ飲んでるだけなのですけどね。東京ミッドタウンにて)

6年前に東京財団週末学校という市町村職員を対象とした研修プログラムに半年通いました。3年前には政策研究大学院大学で「教育行政上級プロフェッショナル研修」という、ものすごい名前の研修を10日間ほど受講しました。

そのそれぞれのOBOG会が都内でたまたま同じ日に催されてハシゴして参加。

「それにしても『上級プロフェッショナル』ってすごい名前だよね。今年度から無くなっちゃったのは残念だね」

「教育長になっちゃいそうな研修だよね」

近況報告を交換。命にも及ぶような事故に遭ったこと、重責を担い奮闘する様子などを伺うことができました。来年の夏にまた集い合いことを約して別れました。

時を置いて集い合う。淡い交わりだけど必ず相見(あいまみ)えることを忘れない。次に会う日までお互いの健闘を祈りつつ、エールを送る仲間。

このような淡いつながりの持つ力を大切にしたい。そんなふうに思った東京での集いでした。

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