(出穂=しゅっすい のとき)

友人からサボテンの種が送られてきました。友人の勤務するミュージアムではサボテンが栽培されています。そこで採れたものなのでしょうか。

ピンク色のゼリー状の実の中に芥子粒ほどの黒い種が30個ほど入っています。初めて見ました。まじまじと見ています。不思議な種です。

どんなサボテンなのでしょう。そして、どんな花を咲かすのでしょう。興味が尽きません。

封書には名刺も入っていました。職名は植物係長。「いきもの係だ!」と思いました。

「お元気ですか?サボテンの種を送ります」

ひとこと書かれた付箋とサボテンの種。ただそれだけのメッセージです。

だからこそというのでしょうか、友を思いやる、何とも言えない温かさが伝わってきます。


(ピンク色の中につぶつぶが入っている)

サボテンと言えば、子どものころ、我が家にはサボテンの鉢植えがありました。

金鯱(きんしゃち)と呼ばれるサボテンです。サボテンの王様と呼ばれています。

マッチ棒の先のような丸みを帯びたフォルムとクリーム色の鋭いトゲ。

父はこのサボテンが好きだったようです。歩行器に乗っている弟の顔のすぐわきに金鯱を並べて撮った写真が数葉あります。

サボテンと我が息子の組み合わせ。危ないと思うのです。父は何を意図したのでしょう。さっぱりわかりません。

サボテンの名前はシャボン(石けん)に由来するという。その昔、南蛮人がサボテンの樹液で服などの汚れを取っていたのだそうです。

チューリップの代表作「サボテンの花」。歌詞に「シャボンの泡がゆれていた」とあるのは、なかなかにしてシンクロニシティを感じさせます。

というわけで、なんだか「サボテンの種」という歌詞が書けそうな気がしてきました。

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