(蕎麦畑。これから真っ白になります)

んだよなぁ、んだよなぁと何度も思いました。ドラッカーの読書会に参加してみての感想です。

「時間を無駄に使わせる圧力は常に働いている。何の成果ももたらされない仕事が時間の大半を奪っていく。ほとんどは無駄である」(『経営者の条件』。以下同じ)

「誰でも事情は変わらない。成果には何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。膨大な時間が、当然に見えながら実はほとんど、あるいはまったく役に立たない仕事に費やされる」

ドラッカーはよくわかっているなぁ、と思いました。

「私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする」


(読書会の会場に至る階段)

日々の仕事で何をしているか分単位で記録することを勧められました。私も書き出してみよう。

「ほかの人間をマネジメントできるなどということは証明されていない。しかし、自らをマネジメントすることは常に可能である」

結局、隗より始めよなんですよね。周りが悪い。環境がああだこうだと言っていても始まらない。

自分を変えることはできる。ではどう変えるのか。まずやることは何か。

「する必要のまったくない仕事、何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てることである。すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起こるかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事は直ちにやめるべきである」

それがなかなかできない。わかっちゃいるけどやめられない。なんてたって寄与しないが無視できないものですから。

「組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある」


(読書会のあと空を見上げると月が西に光っていました)

内部で忙しそうにしていても、じつは、成果につながっていないことが多い。

外に成果が表れていなければその仕事は、する必要のない仕事なのかもしれません。

ドラッカーは訴えます。

「本当に行うべきことは優先順位の決定ではない。優先順位の決定は比較的容易である。集中できる者があまりに少ないのは、劣後順位の決定、すなわち取り組むべきでない仕事の決定とその決定の順守が至難であるからである」

というわけで、あすは劣後順位の決定について考えてみようと思います。

ただ、ドラッカーに「至難」と言われてしまうと、もう戦意喪失。弁当作り(息子と自分の合わせて3つ)で精一杯な感じです。

月曜日と秋は急にやってくるので嫌いです。

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