- 2018.03.25 Sunday
そんな気がしてきた
(「なぜか埼玉」を聴きながら秩父へ)
ある方が指摘していました。私もそのような気がしてきました。
もしかしたら「忖度(そんたく)」の意味がわからないまま答弁してしまったのではないか。
もしもシリーズ。初の福島出身の首相とスタッフが詰める首相官邸。
執務室でスマホで「そんたく」を検索する総理大臣。
(カフェ「Maple Base」)
「え〜と、そんたく、そんたく、と。えっ!?こんな字を書くの。てっきり『損託』かと思ったよ。なになに意味は『他人の気持ちをおしはかること』だって!?おい、秘書官、官房長官を呼んで」
官房長官がやってきました。
「総理、どうされました」
「あのさ、さっきさ、『そんたく』なんてないって答弁したげどさ、おれ、意味を勘違いしてたよ」
「なんと誤解されていたんですか」
(秩父のカエデから取れたメープルシロップでいただきます)
「いやね、てっきり、損をさせる請託かなって。いま意味を調べて初めてわかったよ。他人の気持ちをおしはかるって意味なんだってね。官僚が政治家に忖度すんのは当たり前だっぺよ。あちゃー」
「んだがら。総理の答弁を聞いていておがしいなぁって思ったんすよ。んですよね」
「官房長官、どうすっぺね。意味がわからなかったと国会で釈明した方がいいがな」
「いや、無理でしょ。同郷ってことで当時の局長をアレするしかないんじゃないっすか」
(まるでケベックのカフェにいるかのよう)
「アレすんのがぁ。悪いなぁ」
「アレにいっさいがっさい被ってもらいましょ。トカゲもいざとなったら我が身を切りますからね。総理、腹を決めましょう」
というわけで、単なる意味の取り違えから、いまや政局にまでなろうとしている、みぞうゆう(未曾有)の事態なのでした。
※この物語はフィクションです。
- 思うこと
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- by だいこんくん