最近、気分が晴れません。もともとテンションは高い方ではないのですけど、元気度が当社比で75%減です。

“夏なのにため息ばかり”です。

最大の原因は己の不徳の致すところにあります。さらに、仕事上もいろいろと大変なことがあり、しんどくなっています。

ふと夕暮れに職場から本社をボーッと眺めることがあります。

そんな中、今日一ついいことがありました。

俳句で有名な西日本のある自治体の投句コーナーで私の俳句が特選に選ばれたのです。2か月連続の快挙(自画自賛かんべん)です。

暁闇の垣根に浮かぶ白牡丹

この自治体は言葉を大切にする取り組みを行っています。特区認定の市です。

私自身、身を省み、言葉を大切にする心を養いたいと思います。



転倒して息ができなくなった失態を先日ご紹介しました。

ブログに投稿したあと、小学生のときにプリンで息ができなくなったことを思い出しました。

確かプッチンプリンだったかと思います。スプーンで食べるのが面倒くさくて、自分の吸引力で食べようと試みました。

ひと口程度入ればよいと思い、バキュームプレッシャーを調整したつもりだったのですが、プリンカップの傾斜角が緩かったのか、いっきにすべて咽喉の奥に流れ込んでしまったのです。

息ができません。自宅でのできごとだったのですけど、家族は誰もいません。

孤独な時間が流れました。息ができないことの恐怖は、この世からあの世へ引き寄せられる恐怖そのものです。自分はプリンで死んでしまう。そう思いました。

まさにそのとき、嚥下が開始され、へびが玉子を飲みこむがごとく、咽喉からゆっくりと食道へ、そして胃袋へと滑り下ったのです。

生きててよかったと改めて実感するだいこんくんなのでした。


この辺は石住といいます。

近くに小中学校があります。校舎を見たとき、痛い思い出が蘇りました。

7年前の冬、生活バス路線の仕事をしていたときに、中学校を訪問しました。
玄関でスリッパに履き替え、校長室に向かおうとした瞬間、当時の部下曰く「係長(筆者)が視界から一瞬にして消えた」のです。転んだ私自身なにが起きたのかすぐに状況把握ができませんでした。

廊下が結露し滑りやすくなっていて、私は歩き出した瞬間に仰向けに転倒し、両足のスリッパと眼鏡が遥かかなたに飛んで行ってしまいました。

強打した私は仰向けになったまま息ができません。

学校の先生方や部下(笑いを堪えていた)から大丈夫ですかと尋ねられるものの、呼吸ができない私は手でシグナルを送るのが精一杯でした。

石住中学校を見て、もうあれから7年経ったのだと、感慨にふけってしまったのでした。


 先日、京都・若菜屋の水まんじゅうと野菜とフルーツゼリーをいただきました。とても美味しそうです。小豆が好物なので楽しみです。ゼリーも素敵な籠に入っていてきれいです。

 贈り物は、選ぶまでに相手のことを思いながら、どれにしよう、あれにしようと迷います。いただいた方の側は、選択された結果しかわからないので、その逡巡の過程は皆目わかりません。

 また、メッセージカードが添えられていることもありますけど、刷り込まれている場合は、どの文面にするのかも思い悩むものです。自ら肉筆でしたためるときは、それはそれで何を託すか考えるものです。

 さらに、購入の過程において、店先に行く途中で足をくじいたり、あるいは店員さんとちょっと嫌なやり取りなどがあったかもしれません。ネットで事前に調べて、暑い中、遠いところ、その店を目指したのかもしれません。

 贈り物というのは、それらトータルの真心が込められているのだと思いをめぐらせながらいただきたいと思うのです。

  • 2013.05.14 Tuesday

先日、息子の所属する吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。

私自身、小学校のとき吹奏楽部に所属し、ユーフォニウムを吹いていました。銀メッキを施したきれいな音色の出る楽器です。

大人になってからは重い楽器は避けたいと思い、フルートに転向しました。しばらく個人レッスンに通っていましたけれども、いまひとつ上達が見られず、挫折しました。

人間の息にいちばん直結する楽器なので、歌が下手な私はダメなんだと自分を見つめ直す良い機会になりました。

私は銀が好きです。金より銀がいいですね。

いま持っているフルートは洋銀というインチキな銀なのですが、総銀製のフルートだったらきっとうまく吹けそうな気がします。

いつか総銀製のフルートでいい音色が奏でられたらいいですね。







ある方のブログを読んでいたら、ご自身の付けている日記について、ご本人が管理できなくなったあと、どうすればよいかということが書かれていました。

私も日記ではないですけど、私以外に見られたくないものがあります。

ふと思いました。

存命中は貸し金庫のように預かってくれて、死亡判明後直ちに焼却等の処分をしてくれるサービスがあったらいいなぁと。

これができるのは生命保険会社しかないのではないか。そう思いました。

死亡時に必ず届け出されるところは役所ですが、そんなサービスをやるはずがないですね。

大概の人は生命保険をかけています。生命保険会社は遺族等からすぐに死亡情報をキャッチします。その生命保険会社とあらかじめ当該サービス付きの契約を結んでおくのです。

存命中は保管をし、いつでも本人から申し出があれば、閲覧に供する。死亡後は漏洩なく確実に処分すると…。

地元の葬祭業者もサービスを提供できそうですけど、地元というのが引っかかります。

前職が生命保険会社なので提案してみようかしらん。


先日、病院に行ってきました。

気になる場所にできものができて日を追うごとに大きくなり、まず皮膚科のクリニックで診てもらいました。

「良性だと思うけど、取るもよし、取らぬもよし。あなた次第です。摘出したいなら総合病院の形成外科に紹介状を書いてあげますよ」と言われました。

下駄を預けられた私は逡巡しました。

「先生、これから大きくなりますか」
「なります」
「じゃ、取りたいです」
「では、紹介状を書きましょう」

翌週、総合病院に行きました。看護師さんには見てほしくない場所だったのですが、石川啄木並みにじっと見ていました。

約1ヶ月後に手術をすることになりました。

ところが、手術を控えた10日前くらいから、できものがだんだん小さくなっていき、消滅してしまいました。

手術日当日を迎え、申し訳なさそうにできものが消えたことを病院側に伝えると、快く手術中止の判断をしてくれました。

麻酔の先生やいろいろな準備もあったでしょうに清々しい対応に感銘を受けました。



閉鎖された空間が苦手です。書店、高い棚に囲まれた図書館、物置、高速バスなどなど。

大腸の蠕動運動が急に活発になって下痢になることがあります。高速バスは特に苦手です。

今日は音楽ホールで演奏会の最中にビッグウェーブが来ました。う〜やばい。

ウィキペディアによると、この便意を催す現象を「青木まりこ現象」と言うんだそうです。

仲間がいてホッとしただいこんくんなのでした。

青木まりこ現象(あおきまりこげんしょう)とは、書店に足を運んだ際に突如こみあげる便意に対して与えられた日本語における呼称である。この呼称は1985年にこの現象について言及した女性の名に由来する。


以前は辛いことがあると海を眺めに行ったものです。

留学を断念し地元に戻ってきたとき、生命保険のセールスマンになって契約がなかなか取れなかったとき、親の看病に疲れたとき...等々。

お気に入りの場所は北茨城市の五浦(いづら)。岡倉天心が思索に耽ったという六角堂は大好きな場所です。

二年前の震災で六角堂も津波で流されたそうですけど、このほど再建されたと聞きました。

もともと海辺の見えるところで生まれ育ったので、海は大好きなのですけど震災以来、海が怖くなりました。気がついてみると、最近、山をよく眺めるようになりました。


Calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2013 >>

Archive

Recommend

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM