- 2015.09.30 Wednesday
抑制栽培
(友人にいただいた花が咲きました)
知人がラーメン店を開きました。近くに用事があり、覗いてみたら客が一人もいません。用件の時間が迫っており、迷いました。が、応援したいと思い、入店。
スタンダードな醤油ラーメン(650円)を注文。
スープは澄んでいて普通の味です。それ以上でも以下でもなく、特徴がありません。麺はちぢれ細麺で柔らかめ。
具は、ロースのチャーシューが2枚、塩気の強いメンマ、乱切りのネギ、かまぼこ1枚。
もう一度来店して食べたいというまでの動機は、このラーメンから感じられませんでした。
残念です。値段もちょっと高い。
こういった場合、どうしたらいいのでしょう。
いうべきか、いわざるべきか。私にはわかりませんし、いう勇気も持ち合わせていません。
もうひとひねりほしいところです。このもうひと工夫が難しいのでしょうね。
ところで、私が買い物をするスーパーの近くに電照菊のハウスがあります。この時期、夜になるとビニールハウスの照明が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
しばらく前まで電照菊は促成栽培、つまり、早く花を咲かせるために照明をつけているのだと思っていました。
が、じつは、開花を抑制するために、照明を当てているのです。菊は日照時間が短くなると花芽を形成し、開花するという性質を持っています。
その性質を逆に利用して、花芽が形成される前に照明を当ててやり、花芽の形成を遅らせるのです。本来秋に咲く菊が春に出荷できるようになります。
抑制栽培というのだそうです。
あの照明は菊を眠らせないものだったのですね。「寝る子は育つ」というのは真理です。
そんな電照菊を見ながら、知人のラーメン店が花開くのはいつなのかと思いめぐらせました。
そうそう、翌日お腹を壊しませんでした。これはポイントです。
- 不思議
- 12:49
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- by だいこんくん