(超高層は苦手なので地上階のカフェで休憩)

街路に面したカウンター席。狭いスペースにいすが3つあります。私は右端でくつろいでいます。2つは空席。

北十間川を見ながら、築地場外市場での呼び込みのおじさんとの会話を振り返っています。

「もう外国人ばっかり」

「ほんとですね。多いですね」

「私はね、15か国語で声をかけられるんですよ」

「へ〜すごいですね」

「だいたいどこの国の人か顔を見ればわかるんです」

そこに欧米系と思しき男性が通りかかりました。

「ハーイ、インビテーション!」

そう、いいながらおじさんは寿司セットの割引券を渡そうとします。が、先方は首を横に振りながら去って行きました。

おじさんのいう15か国語の一つは「Hi! Invitation!(やあ、招待!)」だということがわかりました。

「ディスカウント・クーポン」といったほうが通じるのでは思いつつ、辞去しました。

と、場外市場での出来事を思い返していたら、カウンター席にカップルがきました。

男性が左端に先に陣取り、女性が真ん中、つまり私の左脇に座りました。

ん〜。この男性は女性を守るよりも壁際の快適さを選んだのだと思いました。

というわけで、カフェを出て大学芋の名店「千葉屋」に歩いて向かってみましょう。


(やっぱりカフェは落ち着く。トイレが手の届く先にありますもの)

団体旅行に参加。いったい何年ぶりでしょう。「参加」などという第三者的な表現は不適切です。当該組織の責任者なのですから。

築地場外市場は面白い。初めてきました。数十年前の香港やバンコクに息づいていたアジアンな熱気を思わせる活気があります。


(旅立ちはここから)

テリー伊藤の実家の「丸武」の卵焼き(100円)を早速つまみ食い。甘い。


(薄利多売の原点を見た思いがします)

となりの店の卵焼きをじっくり見ていたらみんなとはぐれてしまいました。幼少のころから、調理の様子を見るのが好きです。自分が見られるのは嫌ですが。


(この卵焼き器が欲しくなりました)

「近大マグロ」に惹かれて入店した海鮮丼屋。日本人は私だけ。近畿大学はフロンティア精神に満ちています。養殖分野においてじつにチャレンジングです。


(どうしても「ひまつぶし」に見えてしまいます)


(chopped fatty tuna 「ぶつ切りした脂ぎったマグロ」)

中国系のお姉さんと隣合わせになりました。私の食べ方を見ています。模範を示さねばと背筋を伸ばし、力んでしまいました。

アメ横など露店系の集合体はけっして嫌いではありません。むしろ好む場所です。

でも、どうしてもトイレが不安になります。不安が不安を呼び、大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が亢進されてしまうのです。


(近大マグロの赤身と中トロ丼)

そろそろ、脱出の時です。銀座方面に向かえばカフェがあるはず。

築地本願寺近くの交差点で信号待ちしているとアジア系の6人(両親と子ども4人か)がタクシーに乗り込もうとしています。

運転手は両手の人さし指でバッテンを作り、乗せられないと訴えています。一方、一家は、いいじゃないか乗せろと強気です。

日本もやがてアジアンなルールに席巻(せっけん)されてしまうのでしょうか。


(また食べたくなってきた茹でピー)

職務上、私は検便検査をしなければなりません。この時期は毎月定例の大腸菌検査に加え、ノロウイルス検査も加わります。

妙齢の女性職員から容器が渡されました。

「あの、ノロウイルス(の検査容器)は保冷剤に入れて持ってきてください」

「保冷剤に入れて持ってくるの」

「はい。朝、そこで(トイレの方を指さして)取れば大丈夫ですけど」

「朝採りなら大丈夫なのね」

「はい...朝採りなら」

スタッフの頬がほのかに桜色になるのがわかりました。

当日の“朝採り”にしようと私は決めました。

こういった会話に、私は、いかなる羞恥心も、いかなる衒(てら)いもない。もちろん、興奮もなければ、痛痒(つうよう)もありません。

明鏡止水といえばいい過ぎですが、凪(な)いだ湖面のように平常心です。

でも、やはり容器を渡すときは、心拍数が30パーセントほど速くなるのが自分でもわかります。ノルアドレナリンが放出されるのでしょう。

保冷剤を伴わなければ“朝採り”だとわかるからです。

外を見ると珍しく雪が降っています。大雪になるとの予報です。

雪を見ながら、週明けの朝のやり取りをイメージトレーニングしてみました。

大丈夫な感じがしてきました。


(ペンネーム「だいこんくん」の由来)

(からつづく)

カマドウマは竈馬と書きます。姿に似合わぬ風流な名前を持っています。この正式名称を知ったのは大人になってからです。

子どものころ私の住む地域では「便所バッタ」と呼んでいました。社宅の自転車置き場裏のじめっとしたところで見かけました。

汲取り式のトイレだった祖父宅では、まさに便所でこの奇怪な生き物に出くわしました。

便器を覆う白い硬質プラスチックのふたを取った途端、驚異的な跳躍力で向かってくるのです。

突然のジャンプに驚き、狭い便所で思わず後ずさり。背中を壁にぶつけながら、予測不可能なカマドウマの跳躍にたじろぎました。

虎斑竹(とらふだけ)の紋様に似た透明感のある外殻。長い触角。勾玉(まがたま)のように彎曲(わんきょく)した背中。そして、異常に長い後ろ脚。

一言でいえば映画「エイリアン」に出てくるあの化け物をバッタにした感じです。

見た瞬間に嫌悪感がマックスになるカマドウマ。誰もが有害生物と信じて疑いません。

ところが、じつは人畜無害なのだそうです。

()で触れた「使用後のサビオ」にしろ、カマドウマにしろ、等身大の害以上に私たちはイメージで忌み嫌っている実態があります。

この“ネガティヴバイアス”こそいろんな意味で有害であると私は訴えたい。

かつて私は苦手とする人がいました。折り合いが悪く、私はいつも恐れ、そして嫌悪し、いつしか精神的に病んでしまいました。

長い月日が経ち、久しぶりにその人と面と向かって話をする機会がありました。

不思議なことに当時あれほど恐れおののいていたのに会話することができたのです。ときに冗談を交わしながら談笑する自分に気づきました。

相手も、そして私も何かが変わったようです。言葉で表現できないうれしさと感謝の思いに包まれました。

「酒飲みに誘ってあげたらどうか」−− 仕事の師匠からそうアドバイスを受けています。もう少し経ったらできそうな気がします。


(カフェの水)

サビオ(絆創膏)とカマドウマ(竈馬)について考えています。子どものころ、絆創膏のことを親はサビオと呼んでいました。

外で遊んですり傷を作って帰ってくると「サビオしなさいよ」と母にいわれたものです。かくして、私は長じるまで他に名称を知らず、ずっとサビオで通していました。

名詞のみならず、家では「サビオする」というように動詞化して使っていました。

さて、本稿では名称のことではなく、絆創膏そのものについて思っていることを述べます。なお、名称は、なじみのあるサビオを使います。

サビオの不思議。

それは、「未使用」と「使用中」と「使用後」の価値の劇的変化です。変貌といってもいいでしょう。

未使用のサビオに対しては、当然、特段の違和感はない。バッグに入れておいても問題はありません。

使用中のサビオに対しては若干の嫌悪感が生じます。

非回転系の寿司屋でサビオをしている板前さんを見たとき、私の心は一気にかげりました。

箸の運びが減速。ウェルカム状態だった胃壁が固くなり、腸の蠕動(ぜんどう)が止まりました。

とはいえ、使用中は手当をしているのであり、やむを得ないでしょう。

問題は使用後のサビオです。

子どものころ住んでいた社宅はアパートに風呂がなく、共同浴場でした。

その共同浴場の洗い場に使用後のサビオを発見したときの嫌悪感は、悪寒とともにいまもなお背筋に刻印されています。

絶対に触りたくない。見たくもない。

サビオよ、汝は消え去るべきだ。そう思いました。

無造作に丸められた使用後のサビオに私は無限大の嫌悪の情を抱きます。

でも、不思議です。

指に貼られている最中は、曇り程度の嫌悪感のサビオ。

しかし、いったん指から離れ、ぽつねんと洗い場で独り佇むとき、サビオは台風並みの強烈な嫌悪感を発するようになるのです。

「使用中」から「使用後」への価値の急激な毀損(きそん)はいったい何から生じるのか。いまのいままでサビオとして活躍していたのに...。

剥離した途端、蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われる。

そのあまりの変わりように以前から私は疑問を抱いていました。

昨今、感情移入の具合が金子みすゞの影響を受けているのでは、と自覚しつつ、()につづきます。

安心してください。カマドウマは()に登場します。


(飲み比べセット。結局、どれがどれだかわからない)

サビオ(絆創膏)とカマドウマ(竈馬)について書こうと思っていました。が、ネットのこわさについてお話します。

あこがれのバンカーズライト」を先日投稿しました。偉い人の執務室の卓上にある、緑色のシェードの照明器具です。洋画でよく見かけるあれです。

それがほしいという内容のつぶやきでした。

その影響なのでしょう。

YAHOO!ショッピングの広告の枠にこれでもか、これでもか、とバンカーズライトの紹介の記事が出てきます。

優秀なコンピュータが「こいつ、バンカーズライトを欲しがっているぜ。ばんばん、広告に出してやろうじゃないか」と判断するのでしょうね。

「落ちるまで出させて見せようホトトギス」

そんな感じです。こんなことで私は負けません。

いったいどういうしくみで「星々のつぶやき」とYAHOO!ショッピングが連動するのでしょうか。なんだか空恐ろしい気がします。

冷凍ビーフカツの横流しもこわいですけど、嗜好に関する個人情報の横流しも不気味です。

ビーフカツといえば、弁当屋さんに勤めている知人から聞いた話を思い出しました。弁当屋さんといっても数千食を作るケータリングサービスの会社です。

「あのね、私、わからないんです。わからないというか、不安なんです」

「なにがですか」

「会社ですごく安い食材を仕入れてくるんです。いったいどこからこんな値段で買ってくるのかと思うほどのものなんです」

「そうですか」

詮索しないほうがいいのでは、といおうとしましたがやめました。

話はぜんぜん違いますが、全世界でこれまで行われた地上核実験の回数を長崎原爆資料館の展示で見て、私は声を失いました。

というわけで、世の中、知らないほうがいいこともある。これが私のきょうの結論です。


(春が待ち遠しい)

父親に似て髭が濃い私。歳を重ねるごとに太く、しつこくなってきています。なじみの理髪店のマスター曰く、ホルモンのせいだ、と。

子どものころ、この「ホルモン」という言葉に私はエッチなイメージを持っていました。以前「ホルモンの“のれん”」でも触れています。

「ホルモン」の正体について親や先生などに尋ねてはいけない。そう心にカギをかけていたように思います。

ですから、「ホルモン焼き」とは、大人の食べ物、いわば“アダルトフーズ”で、店内でなにか怪しいことをしている、と勝手に想像力をたくましくしていました。

話を髭剃りに戻します。

私は替え刃式カミソリを愛用しています。電動のシェーバーは肌荒れを起こしてしまうので使いません。

デリカシーがないのに皮膚は意外にもデリケートです。

替え刃式カミソリは複数の有名メーカーで製造しています。

私はSchick(シック)が好きです。同じ米国社のGillette(ジレット)も悪くはない。でも、日本製の貝印はほとんど買ったことがありません。

敏感肌の私は新製品が出るとすぐに買い換えます。やはり剃り味が違うんです。いいものは髭が吸い込まれるように剃られていきます。

刀身を川に垂直に立て、上流から流れてくる藁をすーっと切ったという名刀正宗の逸話を想起させます。

さて、シックにしても、ジレットにしても強い憤りを感じていることがあります。こぶしを机に叩きたいくらいの憤怒(ふんぬ)です。

それは、替え刃とフォルダー(柄)の互換性がめちゃくちゃなのです。同一メーカーでさえ合いません。


(シックのウェブサイトの互換表)

しかも、替え刃の開発の進化が早く、次々と新製品が投入されます。同じ刃数でも違うものもあるのです。

たとえば、「ハイドロ3替刃」と「プロテクター3D替刃」は同じ3枚刃なのにフォルダーが合いません。

ハイドロシリーズのもっとも刃数の少ない「ハイドロ3替刃」と「プロテクタースリー替刃」は合うのに、プロテクタースリーシリーズの進化版である「クアトロ4チタニウムレボリューション替刃」になると互換性がありません。

というわけで、風呂の小物置場には、シックのフォルダー(柄)が卒塔婆のように死屍累々としています。悲哀のオーラが漂っています。

替え刃とフォルダー(柄)の接合部分を共通化するってそんなに難しいことなのでしょうか。


(手書きで緑色に塗ってみました)

だからなんだっていうことはないのですが、あこがれているシチュエーションがあります。ずいぶん前からの夢想です。

バンカーズライトの似合う部屋でゆったりといすに腰かけ、書類に署名をするという設定です。

バンカーズライトとは、緑色のかまぼこ状のシェードの付いた卓上照明器具です。なぜ、緑色なのか。それはわかりません。

バンカーズライトというくらいですから、銀行の重役室には必須のアイテムなのでしょう。

重役室の広い部屋を覗いてみましょう。

部屋の隅に人の背丈より少し低い傘つきのスタンドライトが置いてあります。傘を立派にしたエノキダケといった感じです。

薄暗い部屋の中で無垢のオーク材のテーブルの上にバンカーズライトが高級感を漂わせています。

どんな人でも知的に見せるバンカーズライトが放つ不思議な魔力。

緑色には人を幻惑させる力があるのでしょうか。

重厚な木製のドアを秘書が5回ノックします。日本人にありがちな2回ではなく、5回たたくところがミソです。

秘書が持ってきた決裁書類を太字のモンブランの万年筆でシャララっと右上がりの筆跡でサインします。

嗚呼、そんなシチュエーションに身を置いてみたい。

映画の見過ぎなのでしょうか。

というわけで、まずは、エノキダケ風スタンドライトからそろえるべきか、本命のバンカーズライトにすべきか、ネットのカタログを見ては迷っています。

迷いながらあと数十年は持ちそうな夢です。

夢は、実現さえしなければ低コストで人を幸せの入口まで連れていってくれます。ただ、よく見るUFO急接近の夢は苦手です。


(カフェの朝が好きです)

朝のうちに単線のディーゼル車に乗り市中心部の駅に出てきました。休日に鉄道を使うと小旅行のような気持ちになるのが不思議です。

なじみのカフェに行ったらマスターの姿が見えません。お休みなのでしょう。マスターとの何気ない会話が好きでこの店に来ます。

会いたい人に会えない。ちょっとがっかりです。

次に南下すること4駅。生まれ育った町に降り立ちました。かつてのにぎわいはなく、さびれ具合が痛々しい。

駅前の小さな洋菓子店でロシアンケーキの詰め合わせを購入。美味しそうなチーズケーキ(238円)がありましたが、ぐっとがまん。

線路沿いの道を5分ほど歩き、辺りの風景を数枚撮影。高校3年生のとき出会ったタイの留学生がホームステイしていた場所です。

画像を添付してメールを送ってみました。4年ぶりです。

「きょうは地元自治体の招きでプーケットのホテルで歯について講演をしている」との返事が返ってきました。小児歯科が専門。元気にしているようです。

返信はしません。一往復で十分です。次回は数年後にしましょう。


(親友宅の近所のコンビニで時間調整)

さて、ここから3キロ弱山あいの方に向かって歩きます。初めて行く場所です。

途中、小中学校で親友だったお宅を訪問。約束なしで失礼かと思いました。が、連絡すると返って気を使うのではと思って突然伺いました。

仏壇に洋菓子を供し、ローソクに火を灯しました。線香に火を付けたとき、ため息が漏れてしまいました。

不慮の事故で亡くなって23年。居間でご両親と対面しました。無沙汰をお詫びしました。

お元気そうでほっとしました。

私がテレビや新聞に出るたびにいつも話題にしてくださっているとのこと。恐縮至極。


(きょうの振り返りを夜のカフェで)

親友宅を辞去し、40分ほど歩きました。途中、母校の脇を通りました。築49年。雨漏りをなんとかせねばと仕事の目で見ました。

目的地の多目的会館「三香縁」に到着。七草会という地域の有力者で構成される団体に招待を受けての参加です。

元中学校長の講演を聴講そして懇談会。

「弔うは元来『とぶらふ』、つまり、『訪う』から来ている」との講師の話に私はいたく感銘を受けました。

寒い一日でしたけど心はぬくもりました。


(韓国家庭料理の講座に参加。チジミを作りました)

(からつづく)

長渕剛の「乾杯」。男友だちを祝福する歌として理解されています。私が珍説を開陳したことで、またもや課内は侃侃諤諤(かんかんがくがく)の渦に。

()でも触れた「キャンドルライトの中の二人を今こうして目を細めてる」の部分。

私はここに主人公の淡い孤独感を感じます。

さらに、「大きな喜びと少しのさみしさ」という祝福と惜別の入り混じった、アンビバレントな気持ちも加わっていきます。

これは、(愛する)女性の存在なくして生じ得ない感情ではないのか。果たして、男友だちに対してそのような想いを抱くものだろうか。

自説を検証したいとの思い止み難く、私は実証実験を行うことにしました。

同僚のHさんに私の解釈に基づいてカラオケで歌よう協力を依頼。

ふだんは「さざんかの宿」や「ホテル」、「東京砂漠」など非純愛系の昭和な歌謡曲を得意としています。

じつはHさん、職場に好きな女性がいました。アルバイトで短期間いた方です。

可愛いらしい女性で独身男性職員の羨望の的でした。

しかし、同じフロアの隣の課の男性職員と結婚することが決まり、Hさんは落ち込んでいました。

私の唱える「乾杯」のストーリーとは違うものの、十分に“類似”の範疇。カラオケで実証実験を挙行しました。

事前にHさんに対し私は念入りに「自説の理あること」を訴えました。

いよいよHさんが「乾杯」を歌い始めました。課の同僚たちも見守っています。

歌っている最中、Hさんは目がうるみ出しました。最後の「君に幸せあれ〜」に至ると感極まって涙を流しているではありませんか。

私は実証実験の成功を確信しました。

「Hさん、歌ってみてどうだった」

「◯◯さんの解釈の通り歌ったら、切なくなって...思わず涙が出てしまいました」

「そうだろう。そうだろう。うんうん、わかる」

Hさんは数年後、音楽家の美しい女性と結婚。

課のカラオケの集いに奥さんを招きました。Hさんと奥さんが「あらいぐまラスカル」をデュエットするのを私は目を細めて見守ったのでした。

♪おいできょうもラスカル
ぼくのひざへ♪


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