- 2017.02.23 Thursday
シンガポールスリング
(手前はマルガリータ。右奥がシンガポールスリング)
久しぶりのBAR Gaslight(ガスライト)。本年12月で40周年を迎えるそうです。ダイキリを頼みました。ライムを強めにとオーダー。
キューバのダイキリ鉱山で働いていたアメリカ人が、キューバの特産物であるラムにライム・砂糖・氷を入れて作ったのが始まりとされています。
氷をミキサーにかけて作るフローズン・ダイキリもおつなもの。ヘミングウェイが愛飲していたという。
イチゴを加えたフローズン・ストロベリー・ダイキリは見た目も、香りもよくて、なによりもおしゃれです。自宅でも簡単に作れます。
2杯目はシンガポールスリング。
「シンガポールのラッフルズホテルで生まれたカクテルなんです。その通りのレシピで作りますね」とマスター。
ベースとなるドライ・ジン、チェリー・ブランデー、コアントローをカウンターにそろえて見せてくれました。
シンガポールには30数年前に訪れたことがあります。
「シンガ」はライオンの意味。サンスクリット語(梵語)に由来します。
タイのビールで知られているシンハ・ビール(タイ語ではハは黙音となり発音しない。現地では「ビア・シン」と呼ばれている)のシンハもライオンです。
ビール瓶にはライオンをモチーフにしたラベルが貼られています。
「獅子」もサンスクリット語を漢語に音訳したものです。もともとは、けものへんのない「師子」でした。沖縄のシーサーも同じくサンスクリット語のシンハ由来です。
シンガポール滞在中、マーライオンを見に行きました。絵になる横でからはなく、私は真後ろに立って眺めました。
ドラえもんに似ていると思いました。意外に肥えています。
ちなみに、マーライオンは、俗語で嘔吐(おうと)の意味があることを最近知りました。
改めて思うと、あの噴水にはどんな意味があるのでしょうね。
旅は、行くまでが華(はな)。行った後は、すすけていくような気がします。
- おいしい
- 12:50
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- by だいこんくん